石川県内の4つの特定最低賃金が改正されます！（石川労働局）
石川県で働く人々に朗報です！県内の特定産業における労働者の最低賃金が見直され、より高い水準に設定されることになりました。この改定は、地域経済の発展と労働者の生活水準向上を目的としています。石川労働局の長嶋政弘局長が、石川地方最低賃金審議会の高見俊也会長（北國新聞社論説委員会委員長）から提出された答申を受け、異議申出のなかった4つの産業分野の最低賃金改正を決定しました。この改正は、令和5年12月31日から施行されます。
今回の最低賃金の見直しは、特に金属製品製造業、自動車及び自転車製造業、電子部品製造業、そして百貨店や総合スーパーで働く人々に影響を与えます。石川県の基準となる時間額933円を上回る設定がされており、各産業ごとに改定後の最低賃金が明示されています。金属製品製造業や自動車関連製造業では、現行の971円から1,000円へと改定され、電子部品製造業では923円から963円へ、百貨店や総合スーパーでは915円から950円へとそれぞれ引き上げられます。
この改定は、労働者の皆様の待遇改善はもちろんのこと、石川県の産業競争力の強化にも寄与するものと期待されています。労働局は、公示期間中に異議がなかったことから、改正を正式に決定し、公示しました。この決定は、石川県内で働く多くの人々にとって、より良い労働環境への一歩となることでしょう。
石川県の企業や労働者の皆様は、この新しい最低賃金の改定情報を把握し、改正が施行される令和5年12月31日までに準備を進めることが推奨されます。この改定により、石川県の働く環境がさらに良くなることを願っています。
⇒ 「石川県内の4つの特定最低賃金が改正されます！」はこちら
⇒ 詳しくは石川労働局のWEBへ
